自分との闘い
公開テストが無いMFJGPは10月12日、13日と30minのFPが4本行われる
松岡玲選手はまたしても12日のFP1に他車の転倒に巻き込まれ転倒してしまう
チームの懸命な修復によりFP2を走る事ができた
身体の状態は走行に支障が無い様子だ
12日のFPでは目標タイムに到達する事ができなかったが、13日のFPでレースタイムにはもっていきたい
明けた13日のFPでは、目標タイムを出すことはできなかったが、悪い感触ではない様子
正に自分との闘いだ
MFJ GP ST600予選
14日土曜日、11時に30分間の予選開始
予選タイヤはフレッシュタイヤを1セット使用できるが、周回毎にグリップは勿論低下していく
理想のタイムアタックはグリップが最大限発揮される3周回以内
松岡玲選手はアウトラップ含め3周目に、2’12’063で7番手ポジションで前半を終了
しかしタイムアタックをまだ行ってないチームもある
一旦ピットボックスに戻り、13周回のレースを想定したロング走行に切り替える
その間まだタイムアタックを行ってないチームが、上位に食い込み10番手ポジションまでダウンする事となった
目標である3列目に0.2秒足らずであった
明日決勝 前進あるのみ
MFJ GP ST600決勝
2023シーズンを締めくくる決勝日当日
この1年の出来事があっという間に過ぎ去る程のスケジュールをこなしてきた松岡玲選手
良いレースで締めくくる事が出来るのか
いつもになく冷静・・・
そしていつものレース前の風景・・・
各クラスの決勝レースが終わり、2023チャンピオンも次々と決まっていく
いよいよ最終レースを締めくくるのは、激戦のST600クラス
これまでの思いが色々とこみ上げてくるものがある
そして松岡玲選手の表情も一気にレースモードへ変わる
ポイント獲得ライダーだけに出場権が与えられるMFJ GP
21台がグリッドへつきブラックアウト
ST600決勝スタート動画をご覧ください👇
スタートを得意とする松岡玲選手は10番手から一気に7番手へ
この1戦に集中するライダー達、各クラス大混戦だったMFJ GP
ST600クラスも大混戦が予想された
最終戦にかけるライダーは激しいバトルをしかけてくる
誰が勝ってもおかしくないレースを展開していく
全クラス大波乱の最終戦でした、是非motoバトル様のYouTubeチャンネルでご視聴下さい👇
中盤以降苦しいレース展開は続き
後車に惜しくもパスされチャンスを伺うがパスする事が出来ず0.3秒足らずで8位でチェッカーを受けた
最終戦をもって全日本ST600クラスシリーズランキングは12位となった
松岡玲選手コメント
各社スポンサー様、チーム関係者様、ファンの皆様のお陰で今シーズン沢山の経験を積む事が出来、今シーズン戦い抜けました。感謝申し上げます
怪我に苦しむシーズンになりましたが、全戦ポイントを獲得する事ができました
アジアロードレースマンダリカ戦にも出場する事が出来、4時間耐久ロードレースでは自身2連覇をする事もできました
全日本選手権で好成績を残す事は出来ませんでしたが、自身の成長に繋がるシーズンだったと感じます
来シーズンの事は決まっていませんが、今シーズン経験した事を最大限に発揮できるシーズンにしたいと思います